地域における薬剤師業務に関する研究

超高齢社会を迎えた日本において、住み慣れた地域での包括的な支援?サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築は喫緊の課題です。在宅医療は、地域包括ケアシステムの中で欠くことのできない重要な医療と位置づけられており、在宅医療の進展は、超高齢社会での持続可能な医療?介護を構築するうえで必須であると考えられています。
また、高齢化の進展や医療が高度化するなかで、国民の健康維持を図るためには、国民一人ひとりが健康に関する意識を高め、自ら生活習慣を振り返って積極的にセルフメディケーションに取り組むことが欠かせません。そこで、セルフメディケーションについてかかりつけの薬局や薬剤師による介入も必要と考えています。
このように、地域で求められる薬剤師および薬剤師の職能拡大の可能性について研究を行っています。
伊東 佳美 准教授
- 学位/博士(薬学)
- 研究分野/地域医療、医療薬学、社会薬学
- 研究テーマ/地域における薬剤師業務に関する研究