2024年度は初めての試みとして北海道科学大学高校と合同での海外研修を実施しました。
1日目は大学生?高校生の交流を深めるため、台湾の火鍋をベースとしたバイキングの店で交流会を実施しました。日本のバイキングでは味わえない味を大学生?高校生の垣根を越えて楽しんでいる様子でした。
2日目は午前中は北海道ではおなじみのサツドラの台湾事務所及び現地店舗を訪問しました。台湾の薬局に関する知識だけでなく、現地の日常的な習慣や生活事情とそれらの日本との違いについてお話しいただき、学生も積極的に意見交換を行いました。参加学生の中には将来は台湾で働きたいと考えている学生もおり、異文化を学ぶだけでなく海外で働くということについて考える有意義な体験となりました。午後からは「十分」でランタン飛ばしを体験し、その後某アニメ映画の舞台ではないかと話題になった「九扮」でお茶を飲みながら幻想的な雰囲気を楽しみました。
3日目は淡江大学を訪問し、お互いの誕生日を言葉を使わずに伝え1列に並ぶ「バースデーラインゲーム」と絵でしりとりを行う「絵しりとり」といった簡単なゲームでアイスブレイクを行い、「日本と台湾の文化の違いについて」をテーマに異なる文化を持つ学生同士で考えや近況について意見交換を行いました。どのグループも言葉の垣根を越えてお互いの文化を理解し、参加者同士の絆を深めました。交流後は大学周辺の淡水の街を散策した後、士林観光夜市を案内してもらいました。
4日目の自由研修では、参加学生が自分たちで考えた台北周辺の観光スポットを訪れました。有名な龍山寺から始まり、国立中正記念堂、日本の原宿?渋谷と称されている西門町、油化街を散策し、夜はランドマークタワーである台北101にも登りました。各スポットで台湾の歴史や食文化、建築文化などに触れ、異文化を堪能することができました。
5日間という短い期間ではありましたが、現地の学生や協力企業との交流を通じて、参加学生は異文化の多様な価値観に触れ、コミュニケーション能力を高めるとともに国際的な視野を広げ、世界に対する理解が深まりました。
参加学生の学内外での今後の活躍に期待し、北海道科学大学は今後も国際交流の推進に努め、より多くの学生が異文化間の交流や学びを経験できるよう尽力してまいります。